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ピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤

微笑む女性

ピルとは、女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類が混ざったものです。
ホルモンの含有量によって高用量、中用量、低用量に分類されます。
中でも低用量ピルは、高用量ピルに比べて数十分の1まで含まれているホルモン量が減少しているため、副作用が起こりにくくなっています。

ピルを飲むことで避妊できる仕組みは、排卵が起こらないこと、子宮内膜が着床に適した状態にならないこと、子宮頚管粘膜が粘り気を持つことです。
黄体化ホルモンによって排卵が起こり、この排卵は黄体に変化します。
この応対から黄体ホルモンと卵胞ホルモンが分泌されます。
黄体ホルモンが分泌されている状態では、排卵を引き起こすほどのホルモンが分泌されなくなるため、排卵が起きないようになります。

受精卵が着床するためには、子宮内膜が厚くて柔らかい状態になっている必要があります。
自然の状態であれば、卵胞ホルモンにより子宮内膜を厚くし、黄体ホルモンにより柔らかい子宮内膜が作られます。
ピルの服用中は、最初から十分な厚さにならないため、着床に適さない状態になります。

また、精子は、子宮頚管を通り、子宮へと侵入しますが、子宮頚管粘膜が粘り気をもつことで精子の通過を妨げます。

これらの仕組みにより避妊が可能になります。
子宮内膜が厚くならないため、生理痛の緩和や出血量の減少が期待されます。
他にも、PMSの緩和、婦人科系疾患の予防などにもつながります。

販売されている低用量ピルには21錠タイプと28錠タイプがあります。
28錠タイプには、7錠の偽薬がついており、休薬期間明けの飲み忘れ防止の効果もあります。
どちらも実薬は21錠であることには変わりがないとされています。

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